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問題点(症状) |
改善方法 |
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DENONのシステムコンポにX−Zをつないで15年くらい
使っていたが、左の音が時々かすれるようになった。 |
原因はアンプのリレーの接触不良。しかしそれに気がつかず、スピーカーケーブル、
ターミナルを交換すると、音の途切れは直らないが音質が改善することを実感する。
原因不明で結局、AMP・CDPの買い替えを決定。(DENON2000AE,1650AE) |
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アンプ、CDPのグレードアップにより、CDにもっといい音
が詰まっていたことを知る。アンプ購入のオーディオ屋で
スピーカーを“床に置いたまま”は良くないと指摘される。 |
スピーカースタンドを自作する。SPケーブルをGoldenStrada#79に交換。
壁コンセント、電源ケーブルの強化、AMPとCDP間のケーブルを高品質化するなど、
オーディオの基本の各セッティングを試みる。 |
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2000AE,1650AE導入に満足して聴いていたが、
オーディオに関する知識が増すにつれ、スピーカーの
能力が足りないのではないかと疑念を深める。 |
なんとなくではあるが、X−Zに超高音と低音が不足していることを感じ、
まずタンノイのスーパー・ツィーターST−50,続いてサブ・ウーファーTS10を導入。
再生音のレンジが広がり、音場の空間感が向上したことに満足する。 |
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スーパー・ツィーター、サブ・ウーファー導入で空間的な
広がりの向上に満足していたが、ピアやチェロなどの
楽器の音のリアリティの不足が気になりだす。 |
SPケーブルの効果を実感した私は、スピーカー内部の配線についても、
その品質に改善の余地があると考え、交換を試みる。
(ネットワークとユニットの関係など、スピーカーの仕組みへの理解を深める。) |
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スピーカーの配線交換で音がより鮮明なったと感じるが、
この良い音への際限のない欲求の高まりに、コスト的に
追及する限界の設定が必要だと感じるようになる。 |
スピーカー配線を購入する目的の秋葉原でAMP・CDPの試聴をしてしまい、また、
銅などのオーディオ原材料が世界的に高騰していることもあり、“一生もの”と考えて
DENON:DCD−SA1、LUXMAN:L−509uへの買い替えを決断する。 |
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AMP・CDPのレベルアップで、いっそうスピーカーの
買い替えを考えるが、欲しいスピーカーは高価で買えず。
財布との相談でS−3EXを検討するが、踏み切れない。 |
ダメもとで、X−Zのネットワーク改造に着手。ネットワークの全パーツの高品質化。
中高音と低音のネットワークを切り離し、バイワイヤリング化する。低音にはAMPから
ACROLINKの1040Uを使い、GS#79の低音の弱さを補う。結果は予想以上に良い。 |
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ネットワークの強化で低音の補強がうまくいくと、今度は
高音側のキラキラ感に不足を感じるようになってきた。 |
スピーカーケーブル、GS#79の音色は好きだが、両エンドの不足は否めない。
ネットワーク改良で、低音側は改善できたので、スーパーツィーターの配線をGS#79
経由ではなく、BlackRhodiumT90でAMPから接続(トライワイヤリング化)。ピアノの
高音部の質の良いキラキラが感じられるようになった。 |
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CORALのX−Zは、メーカーが後に改良型のDX−7を
発売している。主な改良はウーファーの強化と聞いていた
のでいつかはウーファーを交換してみたいと思っていた。 |
ウーファーのユニットをDX−7のものにボルトオンで交換。マグネットが
強化されたことで、低音のレスポンスが鋭くなり、締まった低音になった。 |
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NanotecSystemsのGoldenStrada#79は
気に入っていたが、この上のランクのケーブルを使うと、
音がどのように変わるのか興味があった。
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AETのSCR-SPを入手できたので、GS#79と交換。音の鮮度や解像度が高くなった。
少し締まったエネルギッシュな音質。GS#79とはかなり性質が違うので、
アッテネーターで調節し、落とし所を見つけた。アッテネーターの役割を実感。 |
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電源ケーブルで音質が変化することは実感していたが
家庭に供給されている電気の質によって、
音がどのように変化するのか興味があった。
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気になって仕方のない、PS AUDIOのPower Plant Premierを思い切って入手。
世の評価どおり、S/N比の著しい向上、高域の柔らかさと伸び、中域の弦の響きの
復活、とSCRーSP導入での問題が一挙に解決。大変満足。
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ネットワークやユニットの交換で音質向上は実感できたが
エンクロージャーでどのように変わるのか興味があった。
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構造が強化された後継機DX-7を手にいれ、カシュー塗装してネットワークを移植。
バッフルの強度増により、(付帯音が減り)ユニット本来の音が聞こえるようになり、
再生音の明晰さが増し、高域を中心にやや硬質な伸びが感じられるようになった。 |
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スピーカーは一応、専用スペーサーで3点支持にして
スタンドから浮かしていたが、メーカーが専用に開発した
インシュレーターを使うとどう変化するのか興味があった。
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TAOCのTITE-35Sを導入、スパイク部を下にして3点支持。クリーン電源導入による
音の変化に近い効果の大きさ。まるでスピーカーが空中で鳴っているような感じに
変化し、再生音だけがクリアに聞こえる。今までは他と様々に干渉していたようだ。 |
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DX−11を入手。しかし、ネットワークが改造されており、
本来の音わからず。DX-7の改造の延長としてDX-11の
部品を使うとどのような音に代わるか、興味があった。
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DX-11をカシュー塗装。とりあえず7シリーズの改造ネットワークを移植。超高域を
ST-50に任せ、ユニットをはずしてダクトを設置してバスレフ型DX-7風に改造。2つの
スコーカーと堅牢な箱による解像度の高い高域は、DX-11の部品ならではと感じる。
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AETのSINという評判の良いケーブルが気になっていた。
あまりに高価なために自分には縁のないケーブルと諦め
ていたが、上位ケーブルが発売され良い中古が出た。 |
長尺のAETのSINを中古で入手。スピーカー用と、電源用ケーブルを作りCDPに。
このケーブルは噂どおり凄かった。SPは解像度や艶が向上し、ACは不足気味
と思われた中低音が充実した。問題はCDPに使っていたEPIPHANYだったのかも。 |
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〜これでひとまずオーディオ環境の改善は一段落にして、 |
純粋に音楽を聴いていきたいと思います。〜 |
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