CORALスピーカー 変遷記録

Coral X−Z、DX−7、DX−11カスタム・変遷記録(オーディオ改善メモ)

問題点(症状)
改善方法
 

1st

Step

DENONのシステムコンポにX−Zをつないで15年くらい

使っていたが、左の音が時々かすれるようになった。

原因はアンプのリレーの接触不良。しかしそれに気がつかず、スピーカーケーブル、

ターミナルを交換すると、音の途切れは直らないが音質が改善することを実感する。

原因不明で結局、AMP・CDPの買い替えを決定。(DENON2000AE,1650AE)

ターミナル交換

2nd

Step

アンプ、CDPのグレードアップにより、CDにもっといい音

が詰まっていたことを知る。アンプ購入のオーディオ屋で

スピーカーを“床に置いたまま”は良くないと指摘される。

スピーカースタンドを自作する。SPケーブルをGoldenStrada#79に交換。

壁コンセント、電源ケーブルの強化、AMPとCDP間のケーブルを高品質化するなど、

オーディオの基本の各セッティングを試みる。

スタンド自作

3rd

Step

2000AE,1650AE導入に満足して聴いていたが、

オーディオに関する知識が増すにつれ、スピーカーの

能力が足りないのではないかと疑念を深める。

なんとなくではあるが、X−Zに超高音と低音が不足していることを感じ、

まずタンノイのスーパー・ツィーターST−50,続いてサブ・ウーファーTS10を導入。

再生音のレンジが広がり、音場の空間感が向上したことに満足する。

スーパーツィーター導入

4th

Step

スーパー・ツィーター、サブ・ウーファー導入で空間的な

広がりの向上に満足していたが、ピアやチェロなどの

楽器の音のリアリティの不足が気になりだす。

SPケーブルの効果を実感した私は、スピーカー内部の配線についても、

その品質に改善の余地があると考え、交換を試みる。

(ネットワークとユニットの関係など、スピーカーの仕組みへの理解を深める。)

内部配線交換

5th

Step

スピーカーの配線交換で音がより鮮明なったと感じるが、

この良い音への際限のない欲求の高まりに、コスト的に

追及する限界の設定が必要だと感じるようになる。

スピーカー配線を購入する目的の秋葉原でAMP・CDPの試聴をしてしまい、また、

銅などのオーディオ原材料が世界的に高騰していることもあり、“一生もの”と考えて

DENON:DCD−SA1、LUXMAN:L−509uへの買い替えを決断する。

509u

6th

Step

AMP・CDPのレベルアップで、いっそうスピーカーの

買い替えを考えるが、欲しいスピーカーは高価で買えず。

財布との相談でS−3EXを検討するが、踏み切れない。

ダメもとで、X−Zのネットワーク改造に着手。ネットワークの全パーツの高品質化。

中高音と低音のネットワークを切り離し、バイワイヤリング化する。低音にはAMPから

ACROLINKの1040Uを使い、GS#79の低音の弱さを補う。結果は予想以上に良い。

ネットワーク交換

7th

Step

ネットワークの強化で低音の補強がうまくいくと、今度は

高音側のキラキラ感に不足を感じるようになってきた。

スピーカーケーブル、GS#79の音色は好きだが、両エンドの不足は否めない。

ネットワーク改良で、低音側は改善できたので、スーパーツィーターの配線をGS#79

経由ではなく、BlackRhodiumT90でAMPから接続(トライワイヤリング化)。ピアノの

高音部の質の良いキラキラが感じられるようになった。

T-90

8th

Step

CORALのX−Zは、メーカーが後に改良型のDX−7を

発売している。主な改良はウーファーの強化と聞いていた

のでいつかはウーファーを交換してみたいと思っていた。

ウーファーのユニットをDX−7のものにボルトオンで交換。マグネットが

強化されたことで、低音のレスポンスが鋭くなり、締まった低音になった。

ウーファーユニット交換

9th

Step

NanotecSystemsのGoldenStrada#79は

気に入っていたが、この上のランクのケーブルを使うと、

音がどのように変わるのか興味があった。

AETのSCR-SPを入手できたので、GS#79と交換。音の鮮度や解像度が高くなった。

少し締まったエネルギッシュな音質。GS#79とはかなり性質が違うので、

アッテネーターで調節し、落とし所を見つけた。アッテネーターの役割を実感。

AET

10th

Step

電源ケーブルで音質が変化することは実感していたが

家庭に供給されている電気の質によって、

音がどのように変化するのか興味があった。

気になって仕方のない、PS AUDIOのPower Plant Premierを思い切って入手。

世の評価どおり、S/N比の著しい向上、高域の柔らかさと伸び、中域の弦の響きの

復活、とSCRーSP導入での問題が一挙に解決。大変満足。

premier

11th

Step

ネットワークやユニットの交換で音質向上は実感できたが

エンクロージャーでどのように変わるのか興味があった。

構造が強化された後継機DX-7を手にいれ、カシュー塗装してネットワークを移植。

バッフルの強度増により、(付帯音が減り)ユニット本来の音が聞こえるようになり、

再生音の明晰さが増し、高域を中心にやや硬質な伸びが感じられるようになった。

エンクロージャー交換

12th

Step

スピーカーは一応、専用スペーサーで3点支持にして

スタンドから浮かしていたが、メーカーが専用に開発した

インシュレーターを使うとどう変化するのか興味があった。

TAOCのTITE-35Sを導入、スパイク部を下にして3点支持。クリーン電源導入による

音の変化に近い効果の大きさ。まるでスピーカーが空中で鳴っているような感じに

変化し、再生音だけがクリアに聞こえる。今までは他と様々に干渉していたようだ。

tite35

13th

Step

DX−11を入手。しかし、ネットワークが改造されており、

本来の音わからず。DX-7の改造の延長としてDX-11の

部品を使うとどのような音に代わるか、興味があった。

DX-11をカシュー塗装。とりあえず7シリーズの改造ネットワークを移植。超高域を

ST-50に任せ、ユニットをはずしてダクトを設置してバスレフ型DX-7風に改造。2つの

スコーカーと堅牢な箱による解像度の高い高域は、DX-11の部品ならではと感じる。

DX-11スコーカー

14th

Step

AETのSINという評判の良いケーブルが気になっていた。

あまりに高価なために自分には縁のないケーブルと諦め

ていたが、上位ケーブルが発売され良い中古が出た。

長尺のAETのSINを中古で入手。スピーカー用と、電源用ケーブルを作りCDPに。

このケーブルは噂どおり凄かった。SPは解像度や艶が向上し、ACは不足気味

思われた中低音が充実した。問題はCDPに使っていたEPIPHANYだったのかも。

AET-SIN
  〜これでひとまずオーディオ環境の改善は一段落にして、 純粋に音楽を聴いていきたいと思います。  

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